main_image2015

小麦を作って ピザ作り!

西宮の甲山周辺の田畑では、60年ほど前まで大麦や小麦を作っていました。
米と麦の二毛作は作物を得るだけではなく、いろいろな生き物たちにとってもなくてはならない場所でした。今、小麦製品は身の回りにたくさんありながら、麦畑の景色は生活の中からは遠ざかってしまいました。
 小麦の種まきから始めて、自ら挽いた小麦粉を使ってピザを作る4回の講座です。阪神間ではなかなか見られない「麦」の景色を甲山のふもとに甦らせます。
① 11月13日(日) 小麦の種まき 
☆12月26日(月) 追肥、草抜き
② 1月29日(日)  麦踏み 竹パン作り
☆3月18日(土)  草抜き
③ 6月11日(日)小麦の刈り取り、脱穀、籾摺り、製粉作業体験
④ 7月23日(日)ピザ作り(麦茶作り)      ☆は自由参加日

2017年1月129日 10:00-14:00   晴れ

2回

麦踏み、竹パン作り、薪割り、追肥

家族 20組 31名  子ども 25名
麦踏み 追肥 薪割り 竹パン作り

 今日は麦作りコースの第二回目でした。前回種まきをした畑の麦も芽を出しており、まずは畝への追肥と麦踏みをしました。麦は踏んで大きくなるという珍しい作物です。寒くなって霜柱で土が持ち上がり、浮き上がった根を抑えるために行います。そして畝の両脇に追肥をしました。湿って土が重たかったのですが、種を蒔いた10畝すべて作業ができました。お昼は社家郷山キャンプ場に移り、午後から薪割りと竹パンを作りました。薪は人力ではなく機械を使って半分にしていきます。竹パン作りは竹に練ったパン生地を巻き、かまどの火で焼いていきました。パンの焼けるいい匂いとほのかな甘さが好評だったようで子どもも大人も満足して頂けたようでした。途中小雨が降りましたが、予定していたプログラムを全て行うことができました。

2016年12月26日 10:00-12:00   雨

自由参加日

ボカシ肥料作り、草抜き、草削り

家族 5組16名  
ぬか 油かす 袋づめ 草刈り

 雨模様の中、5家族の方々が来てくださいました。まずは、小麦の畑に入れるボカシ肥料作りです。ぬかや油かすなどを混ぜ合わせ、最後に水を加えてもう一度混ぜ合わせ、袋につめていきます。この肥料が使えるようになるまでには、冬場で1ヶ月ほどかかります。今日作った肥料は、次の活動日の1月29日使います。袋詰めができたあとは、畑に出て農作業です。11月に種を撒いた小麦、大麦が芽を出していることを確認しました。寒い時期なのでそれほど草は生えてきませんが、草が小さい今の内に草をとっておくことが重要です。三角ホーという道具を使って、みんなで雑草削りをしました。麦のある部分の作業を無事終えて終了となりました。次の活動では、追肥の作業と麦踏みをします。

2016年11月13日 10:00-14:00   晴れ

1回

麦の種まき、畝の整備、草抜き、麦についての学習、麦の栽培ポット作り

家族 21組76名  子ども 40名
種まき 畝整備 ポット苗 麦について

今日は小麦を作って、ピザ作り!コースの第一回目でした。このコースは麦を一から育て、ピザを作ってみようというプログラム。最初に麦の種をまくチームと畝の整地をするチームの二つに分かれて、交代で作業を行いました。麦の種を見たことがない方も多く、大麦と小麦の種を興味深く観察をしながら種まきをしていました。その作業と同時に麦の栽培ポットを作りました。畑を見ることができない間、自宅で小麦を育てて観察してもらい、麦の成長を知ってほしいという目的です。その後、甲山自然環境センターに移動してご飯を食べ、午後から麦の学習をしました。麦がどこから伝来し、何に使われているのか、どんなふうに成長していくのか、1時間ほど学習をしました。次回の活動は一月、麦踏み時期になります。