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親子で米作り もちのできるまで

2017年度募集中!


 

都市部からほど近い甲山の北西部鷲林寺地域にはまだ棚田風景が望める田畑が残っています。そして、昔から六甲山から流れる水を使って、米作りが行われてきた場所でもあります。その鷲林寺地域の田んぼで、親子でもち米を育て、収穫したもち米でもち作り。西宮産の「おもち」を味わい作ります。
また田んぼには、お米を作るだけではない様々な役割とつながりがあります。4回の活動を通じて、生き物のこと、水のこと、山のことも学びます。

2016年12月23日(日)10:00~15:00   

4回

もちつき、縄作り、ハイキング、焼き芋、パネル作り

家族 10組34名
もち米 もちつき パネル作り 社家郷山ハイキング

今日はお米コース 「もちのできるまで」の最終日、お餅つきでした。皆さんが育てたもち米を臼と杵を使ってもちを作っていただきました。最初に、米(前の晩から浸水)を蒸し、軟らかく蒸しあがった杵でつきます。お父さんや子どもたちみんなで交代しながらおもちを作りました。同時にしめ縄も作りました。しめ縄にはもち米のわらが良いと言われています。お米をとった後のわらが使われることで、稲が無駄なく使われていることを学びました。午後から活動パネル作りとハイキングを行い、セミナーを振り返るとともに社家郷山の景色を楽しんでもらいました。今回は残念ながらノロウイルスの影響でつき立てのおもちを食べることはできなかったですが、おもちが出来るまでをしっかりと学ぶことができました。各家庭で持ち帰ったもち米を食べて今回のセミナーを振り返ってもらえればと思います。

2016年10月16日(日)10:00~15:00   

3回

稲刈り、脱穀、籾摺り、サツマイモ掘り

家族 12組41名
稲刈り 結びます 足ふみ脱穀 記念撮影

5月に植えた田んぼは、7月、8月の草抜きを経て収穫の時を迎えました。イベントの最終回にお正月用のおもちをつくための大事なもち米です。防鳥ネットを張ったり、かかしを立てたりして防御しましたがスズメに狙われてしまい、食べられてしまう箇所もありました。午前中をかけてみんなで稲刈りを無事終了。午後からは、脱穀と籾摺りの作業を体験しました。足踏み式の脱穀機とエンジン付き脱穀機の両方を使って脱穀、その後は、すり鉢とソフトボールを使って籾摺りを体験。最後に卓上精米機で白米にしたお米に皆、感激していました。最後に少しサツマイモの収穫も体験。今日のおみやげになりました。こどもたちとは、活動のまとめ作りについての相談をして、終了となりました。次回は、いよいよもちつきです。

2016年7月24日(日)10:00~15:00   

2回

田んぼの草抜き、生き物探し・観察、ぼかし肥料作り、生き物についての講義

家族 13組43名
草抜き 生きものの絵 生きもの観察 甲山産大麦の麦茶

日が陰った作業のしやすい一日でした。午前中は田植えをした田んぼでの草抜きと生き物探しという米作りならではの時間でした。お米とヒエの違いをしっかりと腰をおろして見分けながら、雑草を取っていきました。初めは田んぼが雑草だらけで、どれが稲なのかわからないほどでしたが、親子で協力し合いながら1時間ほど作業をすると、見違えるほどの田んぼになりました。同時に子どもたちは生き物を網ですくって集め、イモリやカエルなどを手で触りながらその感触、特徴を感じることが出来たと思います。午後は、田んぼで採れた生き物たちが田んぼでどんな役割をしているのか、どんな一生を過ごすのか、田んぼの役割についても触れながら学びました。小学校の上級生たちを中心にこのセミナーを通して田んぼについて学習したことを模造紙に書いてまとめてもらうことになりました。あと残り二回です。次に来るときは、稲刈りです。

2016年5月28日(日)10:00~15:00   

1回

田植え、自己紹介、お米の講義、ソラマメの撤収と収穫、代かき

家族 13組43名
米の話 代かき 田植え ソラマメ収穫

今日は家族対象もち米作りのコースの初回。週末のお天気が心配でしたが、雨は降ることなく曇りのまま無事セミナーを終えることが出来ました。最初に自己紹介をしたのち、お米についての講義をしました。春の苗の準備、代かき、田植え、中干し、収穫と田んぼの一年を季節の写真を混ぜながら説明をしました。午後からは皆さんで田んぼまで行き代かきと田植えをしました。最初は裸足で入る田んぼに足を取られて動きづらそうでしたが、しばらくすると慣れて楽しそうに代かきをしていました。田植えも上手に列を乱すことなく家族そろってきれいに植えることが出来ました。田んぼでの活動のあとソラマメの収穫と撤収をして作業を終えました。お米について学んだうえで代かきと田植えが出来たので、これからの米作りの活動をよく理解できた第一回となりました。