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神呪寺農地  学習支援 

 

 神呪寺農地では、西宮市の環境学習事業を受け入れ、地域にある甲陽園小学校5年生の体験学習田植えを実施しています。また、地域・学校の連携を進めるため、甲陽園エココミュニティ会議がこの農体験をサポートしています。

 LEAFは、環境体験を通じて、地域の子どもと大人のつながりを深めるとともに、甲山周辺の自然環境、生物多様性を保全していく取り組みを進めています。

学習支援    西宮市立甲陽園小学校 5年生 第3回

2016年10月6日(木)9:00~11:30 

晴れ

■稲刈り

小学校5年生約150名(4クラス)

サポート:甲陽園エココミュニティ会議 5名
神呪寺メンバー10名

説明 稲刈り 稲結び まとめの話

 田植えから4か月。8月の猛暑と9月の長雨・台風を耐え抜いた今年のお米は豊作です。
稲刈り鎌の使い方や注意点、作業の工程の説明を受けた後こども達は、待ちにまった稲刈りを行いました。爽やかな晴天の下、時折吹く風は秋風そのもの。自然と活気あふれる農地になりました。作業の途中でこども達が生き物を見つけ大はしゃぎ。農地の環境が豊かな多様性をもたらしていることを再確認しました。
刈取った後、稲刈りが最後の作業ではなく、脱穀・籾摺り・精米といった工程が残っていることや、たくさんの人のお世話で育ったことを学びました。3学期のお米を使った調理学習までしっかりとお米の文化を勉強してくれることを期待しています。

学習支援    西宮市立甲陽園小学校 5年生 第2回

2016年7月17日(火)9:00~11:00 

晴れ

■たんぼ:稲の観察、農地の生きもの観察

 Cエリア:畑の草刈り(稲刈りの練習)

小学校5年生約160名(4クラス)

サポート:甲陽園エココミュニティ会議 5名

サポートブックの説明 田んぼの生きもの探し 草刈りの説明 草を運び畑に敷く

 田植えからおよそ2か月がたちました。今回は、田んぼに入っての草とりの予定でしたが、田んぼには入らずに、畦から「稲と生きものの観察」と秋の稲刈りの練習をかねて畑の草刈りを行いました。大きく成長した稲の中にたくさんのカエルやバッタやトンボなどが観察されました。そして、農薬などを使わない農地がたくさんの命を育んでいること、そして、それらの生きものがつながりあっていることを学習しました。畑では、安全なカマの使い方を練習しました。稲刈りを想定し一列に並んで順に刈っていきます。そして、刈られた草を隣の畑へ運び、畝の間に敷きました。こうすることで雑草が生えたり土が乾燥したりするのを抑えることができます。「雑草も無駄にならず、役に立つんやな」と気づきの声も聞かれました。

学習支援    西宮市立甲陽園小学校 5年生 第1回

2016年5月27日(木)9:00~12:00 

晴れ

■たんぼ:田植え  ■畑:野菜の観察・野菜クイズ

小学校5年生約144名(4クラス)

サポート:甲陽園エココミュニティ会議、PTA

田植え 田植え 足を洗う 田植え

甲陽園小学校の校区である神呪寺農地の田んぼで米つくりが始まりました。
 5年生144名は、5月24日に行った事前学習を思い出して一クラスごとに田植えを行いました。初めて素足で入る泥の感触にこども達は大騒ぎ。しかし植え終わるころにはもっと田植えがしたいと言っていました。甲陽園エココミュニティ会議メンバーとPTAの方々が苗を置く場所の目印のひもを持ったり、苗を配ったりのお手伝いをしてくださいました。
 田植えが終わると畑の観察と野菜クイズです。普段見ることが出来ない野菜の姿や野菜によって食べている部分が違うことを学習しました。
次回は7月に少し成長した稲を雑草から守る為に田んぼの草抜きを行います。