mainイメージ2018

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座

鷲林寺農地周辺は、北に社家郷山、東に甲山がつづき豊かな生態系を持った地域です。コープこうべは、2008年度から兵庫県、西宮市、(社)兵庫県緑化推進協会と四者で協定を結び、「コープの森・社家郷山(しゃけごうやま)」として整備をすすめています。
また、森の整備活動や「甲山」周辺地域、農地での活動を通じてくらしと環境のつながりを体験的に学習するプログラムを実施しています。本講座は、コープこうべ関連団体や子どもたちを対象としたこれらの活動をサポートする人材の育成を目的に実施しています。

 

2017年度は、「農とくらしをつなぐサポーター養成講座」全15回です。

 

主催:生活協同組合コープこうべ第2地区活動本部

運営・協力:地元農家  NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第15回

2018年3月14日(水)10:00~15:00

晴れ

冬野菜の生育状況確認、ニンジンの種まき、ジャガイモの植付け、一年の振り返り、修了式、懇親会

 

ハクサイ収穫 耕転機体験 ジャガイモ植えつけ 修了式

  今日は春の陽気でとても暖かい一日になりました。最終回の朝は、みなさんで畑に行き、白菜、大根、キャベツなどの最終の収穫と、耕耘機体験、畝作り、ニンジンの種まき、ジャガイモの植付けなどを行いました。種の観察では、それぞれの原産地や科目、種の流通などについて学びました。午後からは懇親会を兼ねて、みんなでかす汁と野菜フォンデュ、おにぎりを調理し、コープこうべ第二地区活動本部のF様、農とくらし環境をつなぐサポーターズの皆さんと一緒に食事をしました。修了式では、セミナーに参加した感想をいただきながら、一年を振り返りました。最後にF様から修了証の授与と、ごあいさつをいただき今年度のセミナーは終了になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第14回

2018年2月28日(水)10:00~15:00

晴れ

講義「生活者のチカラで社会を変える」、冬野菜の生育状況確認、間伐体験

8名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 4名

講義 たい肥場見学 間伐体験 四季の道散策

  今日は、コープこうべ地域活動推進部のN氏をお迎えして、「生活者のチカラで社会を変える」についてのお話を伺いました。山川海のつながりや、コープこうべの取り組みを知り、私たち生活者が地元の良さを知って伝えていくことの重要性を再認識する興味深い内容でした。講義のあと、堆肥場に移動して堆肥の作り方と状況について、ラミネートを見ながら苗に利用していていることなど説明を聞き、畑に移動しました。冬野菜の生育状況を確認し、ヒヨドリの食害などを観察しました。午後からは社家郷山キャンプ場に移動して、コープこうべ第2地区活動本部のF氏と一緒に、間伐体験を行い、コープこうべの取り組みについて設置されたパネルを見ながら四季の道の散策を行いました。多くの事を学ぶ一日になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第13回

2018年2月7日(水)10:00~15:00

晴れ

場所:西宮市立若竹公民館 調理実習室
内容:パネル作り、味噌作り

12名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 5名

写真選び 写真貼り付け 大豆をつぶす 味噌玉

 今日は若竹公民館で味噌作りのセミナーを実施しました。大きな鍋に大豆を火にかけて柔らかくなるまで煮ます。その間に、セミナーのまとめとして、パネルを作ります。「田んぼ」、「収穫」、「共働」、「季節」のテーマに分かれて、それぞれの班で話し合いながら活動写真を選びました。パネルの台紙にレイアウトを考えながら貼っていきました。午後からは煮上がった大豆をザルにあげてつぶし、米麹と塩をはかって混ぜ合わせ、つぶした大豆と合わせて味噌玉を作ります。空気が入らないようにしっかりと容器に詰めて、保管します。保存食をみんなで作り、時間をかけて家で発酵熟成させるということで、いつもの農地の活動とは違った学びの回になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第12回

2018年1月17日(水)10:00~15:00

講義「LEAFのとりくみ」について、苗作り、冬野菜の生育状況確認、収穫、パネル作りについて

12名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 8名

講義 サツマイモ育苗 カブ収穫 パネル作り

 今日は、一日中雨が降り続き、予定していた社家郷山の間伐体験と「生物多様性を育む学びの森」の講義は中止。農地での活動に変更となりました。LEAFが行っている環境の取り組み、農地での体験を通してたくさんの方々の環境の学びの場になっていることや、農地保全の重要性など「LEAFのとりくみ」についてスライドを使って講義。苗作りでは、ビニールハウス内でサツマイモの苗作りを行っている育苗箱の観察と、電熱マットを敷いて落ち葉堆肥を敷き入れる体験を行いました。午後からは、冬野菜の観察と、大根、ほうれん草、ニンジン、小カブの収穫。最後に2月の環境パネル展に出展する作品のテーマやキーワードを班に分かれて話し合い、テーマ決めを行いました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第11回

2017年12月20日(水)10:00~15:00

晴れ

座学「冬野菜の栽培について」、しめ縄作り、冬野菜の収穫と生育状況確認

14名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 7名

霜が降りたキャベツ しめ縄作り ダイコンの収穫 大麦の種まき

 厳しい冷え込みになり、朝は霜が畑一面降りていました。今日は年内最後のセミナーになりました。畑が凍っていて、午後の予定のしめ縄作りを午前に変更して実施しました。脱穀が終わった藁の袴を取り、軟らかくたたいた藁を湿らせて、しっかりとしたしめ縄を作っていきます。輪の形に整えて飾り結びを縄で結び、ウラジロ、ごへいなどのいわれを学びながら作っていきました。午後、座学「冬野菜の栽培について」を聞いた後、畑に移動して大根、ニンジン、カブなどの収穫と冬野菜の生育を確認し、大麦の種まき、寒さ除けのため冬野菜の寒冷紗トンネルかけを行いました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第10回

2017年11月22日(水)10:00~15:00

晴れ

冬野菜の生育状況確認、麦の種まき、玉ねぎの植付け、交流会

15名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 5名

玉ねぎ植え付け 小麦種まき かまどで調理体験 交流会

 秋も一段と深まり、山の紅葉も美しさを増してきました。午前のセミナーでは、玉ネギ苗の植付け、小麦の種まき、冬野菜の生育状況確認と野菜の収穫を行いました。11時過ぎから社家郷山キャンプ場に移動して、交流会を行いました。薪を使って新米を飯盒で炊き、班に分かれて野菜を使った料理などを作りました。本日の活動はコープこうべ第二地区活動本部のS本部長、Fマネージャーと一緒に活動できて、セミナー生の皆さんととても充実した一日になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第9回

2017年11月1日(水)10:00~15:00

晴れ

講義「エシカル消費」、脱穀・籾摺り、畝立て、サツマイモ掘り、収穫祭の打ち合わせ

15名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 6名

講義 ソラマメ苗 脱穀 サツマイモ堀り

今日は秋晴れの暖かな一日になりました。午前はコープこうべ第二地区活動本部F氏をお招きして、講義「エシカル消費~誰かの笑顔につながるお買いもの~」の講義を受けました。コープこうべの歴史やこれまでの取り組み、エシカル消費として他者や自然に配慮して商品を購入する人を育てる取り組みや、無理をせず楽しく携わっていくことなど、私たち一人一人が組合員、消費者としてできる事を考える時間になりました。午後はソラマメ・実エンドウの苗作り、脱穀・籾摺り体験、サツマイモの収穫と畝立て、ホウレンソウの種まきなど行い、冬野菜の生育状況を確認しました。最後に次回の収穫祭の打ち合わせを行い、今日のセミナーは終了になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第8回

2017年10月11日(水)10:00~15:00

晴れ

稲刈り、畝立て、冬野菜の生育状況確認

14名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 9名

稲をくくる 天日干し ダイコン間引き ホウレンソウ種まき

湿度が高く、暑い日差しの中でのセミナーになりました。今日はまず、田んぼに移動して稲刈りをしました。鎌の使い方、紐のくくり方の説明を受けて、1株ずつ手で刈っていきます。3株を1セットにしてしっかりくくり、稲木に掛けて天日干しを行いました。午後からは畑での作業を行いました。先週植えた葉ものの発芽を観察し、大根、ニンジンの間引きと追肥を行いました。最後に栽培の終わった畝を備中鍬で耕して、牛ふん、ボカシ肥料を撒いて畝を立て、ほうれん草の種まきを行いました。暑い中でしたが、たっぷりと作業を行った一日となりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第7回

2017年9月6日(水)10:00~15:00

晴れ

草刈り、畝立て、冬野菜の植付け、田んぼの畦草刈り、ボカシ作り、かかし作り、ジャガイモの土のう袋栽培

11名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 5名

畝たて キャベツ種まき ジャガイモ かかし作り

9月に入り、冬野菜の栽培が本格的に始まりました。セミナーの初めに冬野菜の栽培計画を確認して、畑に移動しました。耕耘機がかけてある畑に、牛ふん、ボカシ肥料を入れて谷上げ鍬やレーキなどを使って畝を立て、ブロッコリー、キャベツ、聖護院だいこん、聖護院カブの種まきを行いました。午後からは田んぼに行き、稲穂が頭を垂れてきているようすを観察できました。田んぼ脇に植えた大豆の畝の草刈りを行いました。最後に班に分かれてボカシ肥料作り、ジャガイモの土のう袋栽培、かかし作りを行いました。今日から午後3時までのセミナーでしたが、とても充実した活動ができた1日になりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 イベント 第2回

2017年7月26日(水)9:00~15:00

晴れ

農とくらし・環境をつなぐサポーターズ、「わくわくドキドキまなび隊」合同主催イベント「お米のふしぎin甲山農地」のサポート活動

32名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 9名 セミナー生 14名

説明 生き物探し イモリ発見 セミナー生活躍

農作業・収穫体験および、生き物探し体験のイベントが開催されました。鷲林寺農地で毎週実習している内容を、今回は一般の参加者をお招きして、セミナー生たちが実践するための一日でもありました。「わくわくドキドキまなび隊」のOさんによる生き物のレクチャーでは、田んぼでつかまえた生き物の名前や性質をひとつひとつ確認しながら、水辺の生き物のふるさとでもある水が、どこからやって来るのかについても一緒に考えました。夏野菜の収穫体験も、大きく成長したトマトやナスを収穫してうれしそうな笑顔があふれていました。全てのスケジュールも滞りなくスムーズに行われ、セミナー生にとっても、実りの多い一日となりました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 イベント 第1回

2017年5月27日(土)9:00~15:00

晴れ

農とくらし・環境をつなぐサポーターズ主催イベント

「親子で食を学ぼう! 田植えin甲山農地」のサポート活動

家族 30名  
農とくらし・環境をつなぐサポーターズ  5名 セミナー生 7名

田植え 田植え 畑 たまねぎ

 農とくらし・環境をつなぐサポーターズ主催イベントとして、田植えイベントを行いました。まず、第二地区活動本部のご担当者の方よりご挨拶をいただきました。米作り、田植えの説明、サポートメンバー紹介の後、早速田んぼに移動して田植えを行いました。一列に並んで田んぼに入り、ぐにゅぐにゅした土の感触を楽しみながら、苗を丁寧に植えていきました。畑に移動して、サツマイモの苗の植付けと畑の観察、玉ねぎの収穫を行いました。自然豊かな場所にて、ご家族皆さんで一日ゆっくり過ごしていただきました。くらぶメンバーとセミナー生とで、役割分担を行い、参加者の皆さんに有意義な体験の機会を提供することができました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第6回

2017年8月9日(水)9:00~14:00

晴れ

冬野菜苗作り、夏野菜の世話、ニンジン種まき、活動の振り返りミーティング

11名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ  5名

冬野菜種観察 ナス追肥 ニンジン種まき 収穫物

  台風が通り過ぎ、蒸し暑い一日となりました。野外休憩所でスタート、冬野菜の苗作りから始まりました。キャベツ、ブロッコリー、白菜の種を観察し、種まきをしました。畑では、冬野菜栽培に向けて、キュウリ、トマトの撤収作業を行いました。ナスは、秋ナスの収穫を期待して剪定作業を行い、その後、根切り、追肥をしました。種まき時期のニンジンは、7月下旬に種まきを行った部分の発芽状況の確認と新たに種まきを行いました。その後、夏野菜たっぷりの収穫物の仕分けを行い、昼食となりました。午後は、社家郷山に移動して、森林保全活動の紹介をはじめ、農作業の振り返り、山川海のつながりについてのお話などを行いました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第5回

2017年7月12日(水)10:00~14:00

曇り

夏野菜生育状況確認 収穫作業 栽培準備作業 サツマイモ値付け 
田んぼの草抜き 講義:田んぼや畑の植物や昆虫

 11名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 8名

麦茶作り 夏野菜世話 サツマイモ植え付け 田んぼ草抜き

お天気は曇りでしたが湿度が高い一日でした。農地では草取りをしながらキュウリ、トマト、エダマメ、人参の収穫をしました。その後、サツマイモの植付けのために、ぼかし肥料を施し、農具を用いて畝を作ってから、30㎝おきにサツマイモの苗をみんなで植えました。ハウスに戻ってからは、田んぼで生き物を採取したものを観察しながら、生き物同士のつながりや農と生き物とのつながりについて学びました。その後、午前中に焙煎した麦茶を飲みました。午後は田んぼの草とりをして今日の作業は終了です。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第4回

2017年6月7日(水)10:00~15:00

講義「田んぼの一生」、田植え、夏野菜の生育状況確認、サツマイモ植付け

13名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 4名

田植え講義 サツマイモ植え付け説明 田植え キュウリの芽かき説明

 梅雨入りの初日、今日は一日中雨が降り続く中でのセミナーになりました。午前は、田んぼの一生についての講義があり、田植えまでの田んぼの準備(畦ぬり、代かき)や防鳥ネット張り、稲刈り、脱穀などの一年の流れを学びました。午後からは、ハウス内でサツマイモの植え付け方法の説明、キュウリ、なす、ピーマンの仕立て方の説明の後、実習地にて実践しました。田植えは、雨具の着用になりましたが、皆さんで一列に並んで稲を植えました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第3回

2017年5月10日(水)10:00~15:00

晴れ

講義「夏野菜の栽培計画」畝立て、夏野菜の植付け、人参の間引き

16名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 6名

講義 畝たて 苗植え付け キヌサヤ収穫

  今日は、「夏野菜の栽培計画」についての講義からセミナーが始まりました。連作障害や、作付け苗間隔などを学んだあと、前回雨で出来なかった畝立ての実践です。今日は、谷上げ鍬や、レーキなど道具に慣れていただくことを目的に皆さんで和気あいあいと作業を行いました。午後から、立てた畝に夏野菜を植え付けました。保湿や低温に弱い野菜にはわらを敷きました。初回に作った枝豆のポット苗もご持参いただいて、畝に植え付けました。最後に人参の間引きと豆の収穫を行い、今日のセミナーは終了しました。次回は田植えです。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第2回

2017年4月26日(水)10:00~15:00

夏野菜の作付け計画、ボカシ肥料作り、苗作り、畑の観察、もち米の苗作り

14名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 2名

作付け計画 ぼかし肥料 畑の観察 苗の鉢あげ

 今日は一日中雨の中でのセミナーになりました。はじめに夏野菜の作付け計画の立て方、ボカシ肥料の役割と作り方などの講義を受けて、ボカシ肥料作りの実習を行いました。米ぬか、油かす、かきがら石灰、魚粉と水を混ぜ、袋詰めして空気を抜き暖かい場所に置いて発酵を促します。畝立ての実習は、畑では行えずハウス内での説明のみになりました。午後から雨が小降りになったところで畑の見学に行き、これから畝立てする場所や、生長しているジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、絹サヤ、麦などの観察を行いました。育苗箱で育てていたナス、万願寺トウガラシの鉢上げ作業を行いました。最後にもち米のマット苗作りを行い、本日のセミナーを終了しました。

コープこうべ 農と暮らしをつなぐサポーター養成講座 第1回

2016年4月19日(水)10:00~15:00

晴れ

開講式、農具の説明、苗作り

17名  農とくらし・環境をつなぐサポーターズ 7名

道具説明 米苗作り 畑草抜き あいさつ

爽やかな日差しの中での開講式になりました。まず、LEAF担当者より活動上の注意点などの説明、農とくらし環境をつなぐサポーターズのメンバー紹介の後、セミナー生の皆さんの自己紹介、甲山農地での活動紹介などを行いました。休憩をはさんで畑で使う農具についての説明、エダマメのポット苗作りなどを行いました。午後からはキュウリ、ゴーヤの苗作り、米の苗作り作業を行い、畑に移動して栽培準備として草抜きなどを行いました。最後にコープこうべ第2地区本部のS様より開講のご挨拶をいただきました。1年間どうぞよろしくお願いいたします。