
2008年、ハウス食品とLEAFの協働により、企業の社会貢献活動として、子どもを中心とした家族を対象に「体験教室」が始まりました。2009年からは、「ハウス 食と農と環境の体験教室」として、未来を担う子ども達が食の原点である農業体験を通じて、食の大切さ、それを育む自然環境を守ることの大切さに気づき、将来において持続可能な社会づくりの担い手となることを願い、「食」「農」「教育」を基本的な視点に行われています。
西宮での取り組みから始まったハウス食品グループ本社株式会社主催のこの教室は、各地域で独自の食育・環境教育活動を展開しているNPOなどの団体と協働して、2016年度は全国4カ所(千葉・愛知・西宮・福岡)で実施されます。
ハウス「食と農と環境の体験教室」は、2013年度、公益社団法人こども環境学会主催「こども環境学会賞」の『活動賞』、及び、農林水産省主催「食と農林漁業の食育優良活動表彰」の『消費・安全局長賞』を、2014年度、文部科学省主催「青少年の体験活動推進企業表彰」の「審査委員会奨励賞」を受賞しました。
主催:ハウス食品グループ本社株式会社
運営・協力:地元農家 NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)
ハウス 食と農と環境の体験教室 | 第3回 | ||
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2015年10月9日(日)9:40~15:40 |
晴れ | ||
場所: 甲山鷲林寺農地 社家郷山キャンプ場 |
11家族 31名 |
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稲刈り、サツマイモ掘り、野外調理、森林整備体験 明け方まで雨模様で心配されましたが、集合時間には雨もあがりイベントスタート。今日は待ちに待った収穫の日。5月に植えた稲とサツマイモを収穫します。まずは全員で稲刈りです。皆丁寧に刈り取り、結びの作業まで順調に進めることができました。芋掘りでは、大きな芋ができていて大歓声があがっていました。野外調理では、社家郷山の薪を使って火を起こし、飯盒炊きの新米ごはんと具だくさんの豚汁です。みんなでおなかいっぱい食べました。午後は、森林整備体験。明るい森を作るために必要な間伐体験を行いました。最後に修了証の授与式を行い、盛りだくさんの一日が終了しました。 |
ハウス 食と農と環境の体験教室 | 第2回 | ||
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2015年7月10日(日)9:40~15:40 |
曇り 晴れ | ||
場所: 甲山鷲林寺農地 甲山キャンプ場 |
12家族31名 |
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田んぼの草抜きと生き物さがし、夏野菜収穫、野外調理、川の生き物さがし 曇り空から次第に晴れに変わり、野外活動日和の一日となりました。まずは、5月に田植えをした田んぼの草抜き。たくさんのヒエやコナギといった雑草の勢いに驚きながらの草抜きです。ところがこどもたちは、だんだん生き物探しの方へ。草抜きをお父さん、お母さんに任せて、たくさんのオタマジャクシやヤゴをつかまえていました。夏野菜の収穫をしたあとは、甲山キャンプ場で野外調理です。今回は、夏野菜の入ったハヤシライスを作りました。午後からは、仁川で生き物さがし。午前中に捕まえた田んぼの生き物と川の生き物を比べ、くらしている生き物の違いや生き物によっての水質の違いなどを学びました。 |
ハウス 食と農と環境の体験教室 | 第1回 | ||
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2015年5月29日(日)9:40~15:40 |
晴れ | ||
場所: 甲山鷲林寺農地 社家郷山キャンプ場 |
12家族35名 |
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田植え、サツマイモの植付け、玉ねぎ収穫、スパイスブレンド体験、 空模様が心配されましたが、朝は晴れ間ものぞく空でスタート。まずは田植えです。あの独特のどろの感触の中、皆さん楽しんで植えることができました。その後、サツマイモの植付けと玉ねぎの収穫です。サツマイモは、ちょうど稲刈りの頃が収穫になります。説明を聞きながら、しっかり植えることができました。キャンプ場に移動してからのスパイスブレンド体験では、風船を地球に見立てて、スパイスの産地を探すクイズで大盛り上がり。できたカレーパウダーは野外調理で作ったバーモンドカレーに振り掛けて食べました。午後、少し雲が広がってきましたが、水路を辿ってのハイキングに出発。田植えをした田んぼにはどこから水をひいているのか、また田んぼや水路のしくみなどを学びながら、バスの待つ場所まで歩きました。心配された雨にもほとんどあたることなく、第1回目が終了しました。 |