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親子で米作り もちのできるまで

都市部からほど近い甲山の北西部鷲林寺地域にはまだ棚田風景が望める田畑が残っています。そして、昔から六甲山から流れる水を使って、米作りが行われてきた場所でもあります。その鷲林寺地域の田んぼで、親子でもち米を育て、収穫したもち米でもち作り。西宮産の「おもち」を味わい作ります。
また田んぼには、お米を作るだけではない様々な役割とつながりがあります。4回の活動を通じて、生き物のこと、水のこと、山のことも学びます。

2017年11月23日(月・祝)10:00~15:00   

4回

もちつき、雑煮作り、パネル作り

家族11組 40名

稲を干す 記念撮影 コンバイン脱穀 足踏み脱穀

 今日は米作りコースの最終回のもちつきの日でした。初めに薪を組んで火を焚いてお湯を沸かし、もち米を蒸籠で蒸していきました。それと同時に親子で雑煮を作ってもらいました。農地で作った大根やネギを使って調理をし、もちと一緒に食べていただきました。全部で20キロ以上のもち米をついていただいたのですが、かなりの量で、大人の方々にたくさんお願いをしました。きな粉をつけたり、あんこを入れたり、皆さんおいしそうに食べていました。天気も良く、キャンプ場の紅葉がとてもきれいで外でのイベントには最適な一日でした。作業がたくさんあったため最後は疲れぎみ?!お米作りを最後までやりきった達成感を感じられたと思います。

2017年10月9日(土)10:00~15:00   

3回

稲刈り、脱穀、籾摺り体験、サツマイモ掘り

家族11組 36名

稲を干す 記念撮影 コンバイン脱穀 足踏み脱穀

第3回目の親子で米作りは、田んぼの稲刈りを行いました。まず稲の刈り方や結び方のお話を聞いてから、鎌を持って稲を刈る人と、結ぶ人に分かれて作業をしました。小さなお子さんは結ぶ作業を主に行い、大人は刈る作業を中心に作業が進んで、みなさんで協力し、ケガもなく無事に終えることができました。午後からは脱穀と籾摺り作業をしました。まずは2つの班に分かれて、コンバインと、足踏み脱穀機をそれぞれ使いました。機械を使ったコンバインでの脱穀と、手作業で行う足踏み脱穀機とで、どのような違いがあるのか、どんなところが共通しているのかを実際に体験してもらいました。その後は、機械を使った籾摺りと、すり鉢とボールを使った手作業の籾摺りをそれぞれ体験しました。ふだんはあまり目にすることのないこれらの作業を実際に見て、触れることのできる一日となりました。稲刈りの他に、サツマイモ掘りや、「水のつながり」のお話もあり、3回目の活動は終了、次回は、もちつきです。

2017年7月1日(土)10:00~15:00   

2回

田んぼの草抜き、生き物探し、ジャガイモの収穫、生き物観察と講義

家族10組 28名

草抜き 生きもの探し ぼかし肥料 絵をかき観察

田んぼの稲がすくすくと大きくなって、水辺に生き物たちが集まってくる時期になりました。今日は米作りコースの二回目で、田んぼに行って草抜きと生き物探しをしました。田植えをして一ヶ月が経ち、徐々に生えてきた雑草を大人の方にとっていただき、子供達はその間に生き物をつかまえてもらいました。午後から集めた生き物をトレーに移してどんな生き物がいるか観察をしました。オタマジャクシにカエル、ヤゴやカブトエビなど色んな生き物がいて、子どもたちは大はしゃぎでした。どうして田んぼにはたくさんの生き物がいるのか、どのように生活しているのか学習しながらワークシートに生き物の絵を描いてもらいました。雨の予報でしたが、降ることはなく田んぼの観察とお世話ができました。次回は稲刈りになります。稲がたくさん実ってほしいです。

2017年6月10日(土)10:00~15:00   

1回

講義「田んぼの一年」、代かき、自己紹介、田植え、農地の観察、玉ねぎの収穫

家族 12組 39名(子ども:19名)

田植えについて 代かき 田植え タマネギ収穫

米作りコースの第一回は初めに田んぼについての講義がありました。田んぼが春にどんな状態になっているのか、夏にはどんな生き物がいるのか、秋に収穫したあと田んぼはどうなるのかなど実際にお米を見てもらいながら話を聞いてもらいました。午後からは田んぼに入ってもらい順々に並んで田植えをしていきました。しっかりと土の中に苗を植えるのが難しい、用水路の水が冷たくて気持ち良かった、など終わった後子どもたちに感想を言ってもらいました。今日はケーブルテレビの取材もあり、田植えの撮影やインタビューをしていただきました。快晴で皆さんにはとても印象に残る一日となったのではないでしょうか。